2012年10月23日火曜日

しんぶんカフェ、毎週月曜日朝7時半から営業中!

ようこそしんぶんカフェへ!

ちょっとご無沙汰しました。岩田です。

今週のしんぶんカフェ、コーヒーは「ブラジル・サンジョセ」という豆でした。香りが優しく、適度な苦みがあって僕好みの味でした。

先日の熊本日日新聞で、しんぶんカフェの企画がどーんと紹介されました。今回は、その取材と記事を担当した太路記者にゲストとして来ていただいて、どのような思いでその記事を書いたのかを語ってもらいました。

また、その記事を読んで、2人の方が初来店しました。回数も重ねて、人数も増えて、毎回の議論が有意義になって来ているような気がします。

また、今回は夏休みに欧州女子一人旅をして来た体験を紹介してもらうなど、盛りだくさんの内容でした(^^)

だんだん秋も深まってきました。皆さん少し肌寒い爽やかな朝に、コーヒーを飲みに来てください。

2012年10月4日木曜日

熊本市都市政策研究所の方々にお越し頂きました


本日、熊本市都市政策研究所の、蓑茂壽太郎所長、宮崎裕章副所長、睦田亮主査がお越し下さいました。ありがとうございます。

最近、「情報発信」の大切さを強く感じます。…当たり前すぎることかもしれませんが、改めて気づいたことがあります。それは、情報発信をすることで、情報を受け取った人たちが、動いて、都市や農村を元気にしていくという流れを生み出すんだということです。この、「情報を発信して人を動かす」という視点は、僕が南区振興ビジョンづくりの住民ワークショップを重ねて、多くの意見を聞く中で気づかされたことです。

個人的には、政創研でこれまで取り組んできたことを、全然情報発信が出来ていなかったと反省しています。これからは、質のいい情報を発信して、人を動かして、熊本を元気にしていけるよう、取り組んで行きたいと思います。またそういうことを、熊本市都市政策研究所と一緒になって進めて行きたいと、今日思いました。

現在政創研の広報誌の案を練っています。どのような広報誌になるかまだわかりませんが、人を動かせるようなものにしたいです。(岩田)

2012年10月1日月曜日

【投稿記事その1】天草とみつ夏の学校


今富探検の様子

投稿記事では、学生や地域の方々が、日々の活動を通して気づいたことなどを紹介していきます。今回は、崎津天主堂で有名な天草市河浦町富津(とみつ)地区で地域づくり活動に取り組む、熊本大学地域風土計画研究室(田中尚人研究室)修士2年の原嶋香菜子さんからの投稿です。

 日本各地で進んでいる「小学校閉校」という一見マイナスな出来事が、いつかプラスになるようなことを目指す、そんな素敵な取り組みだと思います。皆さんからのご意見感想協力応援、大歓迎です↓↓




「天草とみつ夏の学校」
(熊本大学地域風土計画研究室 修士2年 原嶋香菜子)



私の研究室では5年前から、文化的景観の取り組みを通して天草市河浦町富津地区と関わっています。そして現在は「富津ラボ」を拠点として活動を行っています。
富津ラボはこの地区唯一の学校であった富津小学校が閉校したことを受け、旧教頭住宅を田中研究室の活動拠点として設置したものです。
 
 その中で9月は、毎週金曜日と土曜日に「とみつ夏の学校」と題してワークショップを行いました。参加者のほとんどは小学生で、活動としては、「小学校が閉校しての〇と×」や「子どもたちの遊び場調査」、「まちあるき」、「富津太鼓教室」などを行いました。

特に第3回目には「今富探検ワークショップ」と題して、今富地区の田んぼや小川を歩きながら、生き物・植物を探すまちあるきを行いました。参加してくれたのは女の子だけでしたが、子どもたちは室内でワークショップをやっているよりもいきいきとしていて、“数珠玉”を使った遊びや“ダグマ”という魚を教えてくれたりと、子どもたちが普段から自然に身近な所で生活していることを感じました。また、私が思っている以上に、生き物などの自然から学ぶことや得られるものは大きいのだと感じました。何か参加者に意見を求めて形に表すことばかりでなく、子どもたちにとっての体験を、活動の中で大切にしていくべきだと思いました。

また、印象に残ったのは参加してくれる子どもたちや地元の方が『次の「〇と×」はいつあるんですか?』という感じで、私たち大学との活動が「〇と×」という言葉で定着しつつあることでした。この「〇と×」は、地域のいいところ(〇)・直したいところ(×)を地域を歩きながら見つけようという活動で、5年前から計3回この地区で行っています。
「富津ラボ」の設置も、そういったこれまでの活動の積み重ねがあったからこそできたことであり、そうした地域と大学とのつながり、信頼関係が言葉として表れていることに、嬉しくもあり、言語(orネーミング)の大切さに気付かされる出来事でした。

「とみつ夏の学校」としての活動はこれで一区切りですが、10月以降も活動を続けていきます。この活動をどう地域に還元していくのか、今大学が主体となって運営してるこの場をどう地域住民にシフトさせていくのか、これからが本当に大事になってくると思います。

少しでも興味のある方の参加をお待ちしています。