2012年12月5日水曜日

2012.11.21 International Symposium on Public Service, Local Governance and Performance

International Symposium on Public Service, Local Governance and Performance@上海 


11月19日から22日にかけて、政策創造研究部門の教員が上海の国際研究会に参加しました。目的は、コミュニティ政策に関する現地の視察と研究交流会です。

21日には、Fudan University の Liu Chunrong先生らと、研究交流会を行いました。政創研の田中尚人准教授が、日本における文化的景観の取り組みを紹介しました。その後、上海万博の会場整備による移転住民の為につくられた三林ニュータウンと、空き家になっていたレンガ造りの倉庫跡が商店街としてリノベーションされた泰康路を訪れました。

22日には、上海交通大学で開催された「International Symposium on Public Service, Local Governance and Performance」に参加し、以下のテーマでそれぞれ発表を行ってきました。

上野眞也,  Community Management and social capital
河村洋子, Community development from the viewpoint of Health
岩田圭佑,  Development of Regional Society around Waterfront in Urban Area

詳しくは、ニュースレターでご紹介します(^^)

2012年11月14日水曜日

11月4日 公共政策コンペを開催しました!



岩田です。11月4日に、公共政策コンペを開催いたしました!
ご応募いただいた皆様、ご来場いただいた皆様、ありがとうございます。
いかがでしたか?

各チームの提案については、近日中にこのブログで発信していきます(^^)
審査結果は次の通りでした。おめでとうございます。


熊本県賞チーム名 東区健康まちづくりモデル
テーマ「住民が自ら動いた『東区健康まちづくり』の取り組み~住民の主体性を生み出し連鎖する働きかけ~」

熊本市賞:チーム名 ロングライフデザインプロジェクト熊本
テーマ「江津湖を生かした都市デザインで熊本のひとを創る」

熊日賞:チーム名 有明海沿岸チーム
テーマ「天草の里海保存に向けたネットワークの構築~連携とシールが支える新たな里海保全活動~」

・熊本商工会議所賞:チーム名 チーム共に生きる
           テーマ「カエル!生活保護~自立と共生による就労支援~」

熊本大学賞(最優秀賞):チーム名 Apprenovation
テーマ「スマートフォンアプリを用いたバスロケーションシステムの導入」


市民賞1:チーム名 Apprenovation(テーマは同上)
・市民賞2:ロングライフデザインプロジェクト熊本(テーマは同上)


2012年11月12日月曜日

海士町の魅力発見!




政策研究員の三池です。今、話題の海士町に行ってきました。
私が感じた海士町の魅力は、なんといっても“人”です。
会う人みんなイキイキとして島に誇りを持っていらっしゃることが伝わってきました。
写真は、自作の飛び出す絵本でプレゼンしていただいた役場の課長さんです。

町長と職員の給与カットから始まり、自分たちで総合振興計画をつくり、特産品を活かして商品化して全国へ売り出すとともに、働く場「若者が活躍できるステージ」を創りだし、特別なIターン支援策なしでも300人以上もの若者がやってくるという、なんとも不思議な魅力あふれる島です。

「やろう!」の信念を共有する人たちが、ブレずに本気で楽しみながらいろんなことに挑戦して新しい島の魅力づくりに取り組んでいらっしゃいます。
海士町の「本気のまちづくり」を政創研の教科書づくりにも参考にさせていただきます!



今週のしんぶんカフェ

今日の自由研究発表!

岩田です。今週のしんぶんカフェ。コーヒーは、熊本市中央区中唐人町にある自然食品のお店「ピュアリィ」さんで手に入れた、ウガンダ産、自然栽培の豆でした。たまにコーヒーの味を紹介されるとき、「スッキリした飲み口」と言われたことがありますが、苦いコーヒーがスッキリしているとはどういうことか今までわかりませんでした。しかし!今日の豆は本当に「スッキリ」してました。なのにコクがあるといいますか、とにかく今日はおいしいコーヒーをお出しできました(^^)

さて今週は、最近研究などで忙しそうだった野原君が久々に顔を出してくれたので、感想をいただきました↓ しんぶんカフェは、毎週月曜朝7時半より営業中です。野原君や皆さんにとって、今週も良い1週間でありますように(^^)


しんぶんカフェの感想  野原浩大朗


最近は、朝がとても寒くて布団から出るのが嫌になってきました。特に、今日の朝は、昨日テニスの試合に出場し、体中が筋肉痛になっていましたが、しんぶんカフェで今週を始めようという強い意志で起き上がりました。
 さて、今日の内容は米大統領選挙結果秋枝さんの自由研究発表グループ討論でした。米大統領選挙結果からオバマ氏の勝利に何が関係しているのか、また獲得選挙人数と得票数についての解説をうけました。アメリカの出口調査では所得まで聞くのが日本とは違うなと思ったところです。秋枝さんの自由研究発表では、「交渉」というテーマで1972年の日中国交回復を分析していました。交渉の段階でいろいろと揉めたが(小異)、国交回復(大同)を目指す、いわゆる「小異を残して(捨てて)大同に就く」が重要だと学ばせて頂きました。グループ討論は、「大学の新設不認可騒動からみる今後の大学のあり方」をテーマに行いました。問題としては、大学の質の低下や何もしない学生の増加、研究はするが教育をしない教員の増加が挙げられました。改革案としては、卒業を難しくするや学生と大学のマッチング制度などが提案されました。
 しんぶんカフェでは、23分の議論で提案までを発表することが多く、いつも訓練させられます。今週もいいスタートを切ることができました。




2012年11月5日月曜日

寒さに負けず、来てみませんか?

眺めても楽しい新聞

岩田です。
今日のしんぶんカフェ。挽きたてのブレンド豆でコーヒーをいれました。挽いて時間のたった豆と比べると、味と香りがはっきりとして、美味でした。パンの差し入れもあり、嬉しかったです。

実は今日は、昨夜の飲み過ぎが響いて、内容も頭に入らず写真も撮り忘れてぐったりしてました。。。

ぐったりしていた僕の代わりに、ほぼ毎回出席してくれる理学部の山下さんに、しんぶんカフェの感想をいただいたので、紹介します。ありがとうございます(^^)
コーヒー一口が、山下さんの言う「慣性」から抜け出すスイッチがONになるきっかけになればいいなと思います↓ 以下、山下さんより。




冷え込みが厳しくなり、朝、布団から出ることが難しく感じられるような季節になりました。空気の冷たさ、そして、それと対称な布団の中の暖かさが、こういった慣性を作っているのだと思います。
 新聞カフェの中でも、自分の中でこれと似た慣性が働くことを感じることがあります。グループ内で意見を交換するとき、直感的で根拠の不明瞭だ思う意見は、言わずじまいにしておこうかなという風に働く心持です。こいつのせいで、黙りこんでしまうことがなんて多いことか。現状を維持しようという受動的な心理、慣性が働いているんだと思います。逆に、日常では、そういった直感的な意見が、周りから肉付けを受けて、格別なものに変わることもしばしば。直感的な意見だって悪くない。
 寒くなってきたということは、反面に、外に出れば紅葉が見られるということですね。しかし、居心地良く感じる環境から、一歩、二歩と踏み出て、冷たい空気を体に受け入れなければ、自分の目で紅葉を味わうことはできない。
 ”今日は慣性に囚われないようにしなくちゃな。”と思いながら、毎週コーヒーをいただいております。半年で少しは変わったと思うけれど、まだまだ道半ば。


山下啓介



2012年11月1日木曜日

今週のしんぶんカフェ



今週のしんぶんカフェ。コーヒーはドミニカのバラオナという地域で採れた豆でいれました。入れ方によって、苦みや酸味のバランスが違う事に気づきました。コーヒーは奥が深い。

さて、今週は職場の仲間で友人の三原さんより、しんぶんカフェの感想を頂きましたので紹介します。三原さんは「万事超積極的男」という感じで、見習うところが多いです。これからもよろしくおねがいします(^^)




「しんぶんカフェを通じて学んでいること」
                三原洋平

はじめまして。
熊本大学職員の三原です。
「地域を笑顔にする」ことを目指す3年目の職員で
おもに生涯学習事業を仕事にしています。

しんぶんカフェに今年の6月からチャレンジしています。
越地先生、ここで出会える学生さんをはじめとした、
様々な方からの新しい刺激に毎日ワクワクしています。
また、岩田マスターのもと、日々修行し、コーヒーを淹れています。

新聞記事に基づくディスカッションでは、色々な意見を聴けてとっても勉強になります。
また、最近は学生さんが自分の研究・体験談を話す「自由研究」をとても楽しみにしています。

朝の早起き、勇気を出して皆さんもぜひしんぶんカフェにお越しください。
美味しい(ことを目指す)コーヒーを淹れてお待ちしています。

2012年10月23日火曜日

しんぶんカフェ、毎週月曜日朝7時半から営業中!

ようこそしんぶんカフェへ!

ちょっとご無沙汰しました。岩田です。

今週のしんぶんカフェ、コーヒーは「ブラジル・サンジョセ」という豆でした。香りが優しく、適度な苦みがあって僕好みの味でした。

先日の熊本日日新聞で、しんぶんカフェの企画がどーんと紹介されました。今回は、その取材と記事を担当した太路記者にゲストとして来ていただいて、どのような思いでその記事を書いたのかを語ってもらいました。

また、その記事を読んで、2人の方が初来店しました。回数も重ねて、人数も増えて、毎回の議論が有意義になって来ているような気がします。

また、今回は夏休みに欧州女子一人旅をして来た体験を紹介してもらうなど、盛りだくさんの内容でした(^^)

だんだん秋も深まってきました。皆さん少し肌寒い爽やかな朝に、コーヒーを飲みに来てください。

2012年10月4日木曜日

熊本市都市政策研究所の方々にお越し頂きました


本日、熊本市都市政策研究所の、蓑茂壽太郎所長、宮崎裕章副所長、睦田亮主査がお越し下さいました。ありがとうございます。

最近、「情報発信」の大切さを強く感じます。…当たり前すぎることかもしれませんが、改めて気づいたことがあります。それは、情報発信をすることで、情報を受け取った人たちが、動いて、都市や農村を元気にしていくという流れを生み出すんだということです。この、「情報を発信して人を動かす」という視点は、僕が南区振興ビジョンづくりの住民ワークショップを重ねて、多くの意見を聞く中で気づかされたことです。

個人的には、政創研でこれまで取り組んできたことを、全然情報発信が出来ていなかったと反省しています。これからは、質のいい情報を発信して、人を動かして、熊本を元気にしていけるよう、取り組んで行きたいと思います。またそういうことを、熊本市都市政策研究所と一緒になって進めて行きたいと、今日思いました。

現在政創研の広報誌の案を練っています。どのような広報誌になるかまだわかりませんが、人を動かせるようなものにしたいです。(岩田)

2012年10月1日月曜日

【投稿記事その1】天草とみつ夏の学校


今富探検の様子

投稿記事では、学生や地域の方々が、日々の活動を通して気づいたことなどを紹介していきます。今回は、崎津天主堂で有名な天草市河浦町富津(とみつ)地区で地域づくり活動に取り組む、熊本大学地域風土計画研究室(田中尚人研究室)修士2年の原嶋香菜子さんからの投稿です。

 日本各地で進んでいる「小学校閉校」という一見マイナスな出来事が、いつかプラスになるようなことを目指す、そんな素敵な取り組みだと思います。皆さんからのご意見感想協力応援、大歓迎です↓↓




「天草とみつ夏の学校」
(熊本大学地域風土計画研究室 修士2年 原嶋香菜子)



私の研究室では5年前から、文化的景観の取り組みを通して天草市河浦町富津地区と関わっています。そして現在は「富津ラボ」を拠点として活動を行っています。
富津ラボはこの地区唯一の学校であった富津小学校が閉校したことを受け、旧教頭住宅を田中研究室の活動拠点として設置したものです。
 
 その中で9月は、毎週金曜日と土曜日に「とみつ夏の学校」と題してワークショップを行いました。参加者のほとんどは小学生で、活動としては、「小学校が閉校しての〇と×」や「子どもたちの遊び場調査」、「まちあるき」、「富津太鼓教室」などを行いました。

特に第3回目には「今富探検ワークショップ」と題して、今富地区の田んぼや小川を歩きながら、生き物・植物を探すまちあるきを行いました。参加してくれたのは女の子だけでしたが、子どもたちは室内でワークショップをやっているよりもいきいきとしていて、“数珠玉”を使った遊びや“ダグマ”という魚を教えてくれたりと、子どもたちが普段から自然に身近な所で生活していることを感じました。また、私が思っている以上に、生き物などの自然から学ぶことや得られるものは大きいのだと感じました。何か参加者に意見を求めて形に表すことばかりでなく、子どもたちにとっての体験を、活動の中で大切にしていくべきだと思いました。

また、印象に残ったのは参加してくれる子どもたちや地元の方が『次の「〇と×」はいつあるんですか?』という感じで、私たち大学との活動が「〇と×」という言葉で定着しつつあることでした。この「〇と×」は、地域のいいところ(〇)・直したいところ(×)を地域を歩きながら見つけようという活動で、5年前から計3回この地区で行っています。
「富津ラボ」の設置も、そういったこれまでの活動の積み重ねがあったからこそできたことであり、そうした地域と大学とのつながり、信頼関係が言葉として表れていることに、嬉しくもあり、言語(orネーミング)の大切さに気付かされる出来事でした。

「とみつ夏の学校」としての活動はこれで一区切りですが、10月以降も活動を続けていきます。この活動をどう地域に還元していくのか、今大学が主体となって運営してるこの場をどう地域住民にシフトさせていくのか、これからが本当に大事になってくると思います。

少しでも興味のある方の参加をお待ちしています。

2012年9月29日土曜日

熊本の交通まちづくりが動いています


「わかりやすい講義は、ノートもとりやすい。」

今日は、生涯学習部門が実施してきた市民公開講座「公共政策デザイン講座」でした。
最終回となる今回は、交通政策研究室の円山准教授が、来月、熊本ではじまる「パーソントリップ調査」について、話しました。わかりやすく、情熱にあふれた授業で、見習うところが多かったです。

さて、パーソントリップ調査というのは、交通政策の中でも一番基本的で、かつ重要な調査だと、円山先生は言います。要するに、「どのような人が、どのような目的で、どこから、どこに移動しているのか」を調査して、交通問題や、さらには地域全体の課題を解決するための政策立案に活かすものです。

詳しくは、熊本都市圏パーソントリップ調査HPをご覧いただきたいですが、

調査票が郵送されるのはなんと熊本都市圏の12万世帯!!
およそ3世帯に1通の確率で、熊本都市圏にお住まいの皆さんに、調査協力のお願いが届くことになります。

「こういう調査は個人情報とか怪しい」(そんなことはありません)。「調査票が多くて書くのが大変」(そこをなんとか)。でも実際はそう感じる方がいるかもしれません…。

しかし、「向う3軒両隣のうち,2軒は届く」ということは、これは、単なる交通問題調査ではなくて、長年日本全国で課題となっている「地域や世代のつながりの希薄化」とかの問題を、交通を通じて解決するための、夢のある調査だなぁと僕は感じます。
是非、皆さんご協力ください。

というわけで、残念ながらまだ僕の家にはまだ届いていませんが泣、円山先生曰く「第2弾もあるよ」ということなので、皆さん期待しましょう。もし僕の家に届いたら、ちゃんと「毎日車で通って、熊本市名物の渋滞の一因になってます」と正直に書こうと思います。自転車買おうかな…


また、この調査の一環で、スマホを使ったパーソントリップ調査も行われる予定です。このような大規模なスマホを使った調査は全国でも初めてではないでしょうか。
http://www.cps.kumamoto-u.ac.jp/smart-pt/

こちらも是非、ご協力よろしくお願いします。

さらに、10月6日に「LRT都市サミット熊本2012」(主催:熊本市)が開催されます。
当センターの客員教授である羽藤英二東京大学大学院教授が、基調講演を行います。円山准教授もパネリストとして参加予定です。
是非ご参加ください。

(岩田)



2012年9月27日木曜日

「区」のまちづくり、始まっています。

懇話会の様子

政策研究員の三池です。

熊本市中央区振興ビジョン策定のお手伝いをさせていただいています。

これまでに、中央区民の皆様の中から3,000人を対象としたアンケートや、
中央区の19の小学校区の地域で活動をされる方等をはじめ、
様々な方にご意見をいただきました。

その意見を元に作成したビジョンの「骨格(案)」について、
皆様と一緒に考える「地域懇話会」を開催しています。

熊本市が政令市になり、5つの行政区が設置され、さまざまな課題に対して
住民の方々の身近なところで総合的に対応する区役所が設置されました。
これまでは、市域全体か、校区単位かで取り組むことが多かったのですが、
これからは、その中間の「区」というある程度まとまった地域で、
それぞれの特性に応じた取り組みを進めていくこととなります。

この地域懇話会は、その第一歩として、複数の校区の方々が集まって、
区役所職員も一緒に同じテーブルについて、これからの「中央区」について
意見交換できる場です。

9/27 19:00~大江公民館、9/28 19:00~市役所駐輪場、9/29 10:30~市役所駐輪場、9/30 13:30~市青年会館(市総合体育館)と、あと4回ありますので、皆様の参加を心からお待ちしております!

2012年9月26日水曜日

地域マネジメント勉強会

岩田です。
政創研には、公共政策や、土木工学、コミュニケーションなどいろんな分野の先生がいて、それぞれの分野で、地域が抱える様々な課題に取り組んでいます。

今日は「地域マネジメント勉強会」という、学内での勉強会をひらきました。
この勉強会はだいたい月に1度開催していて(最近はサボっていましたが)、分野を越えて、地域づくりに必要な「チカラ」について議論しています。

実は、その議論をまとめて、地域づくりの”教科書”をつくる予定です!
地域づくりの事例集ではなくて、地域づくりの教科書です。

それはとても難しいことですが、学生や、行政職員、地域づくりに関心のある皆さんに読んでもらい、何かのチカラが湧いてくるような本をつくりたいと思います。




2012年9月24日月曜日

熊大しんぶんカフェ開催中


新聞カフェコーヒー係の岩田です。
毎週月曜日朝7時30分から開催中の熊大しんぶんカフェ。
今週の豆は「ガテマラ」。酸味に特徴のある豆です。
表に看板もおくようになって、だんだんカフェっぽくなってきました。

さて、朝刊を読んで時事ネタの議論をするのがしんぶんカフェのメインですが、
最近では、参加している学生の研究発表コーナーなんかもあります。
熊大内外からいろんな学生が参加しているので、新鮮な議論できて、楽しいですよ。

今日は、自然科学研究科で生命科学を学んでいる中原由利菜さんが、「ウイルスは生物か?」というテーマで、そんなこと考えた事もなかった僕にとって、なかなか興味深い話をしてくれました。

ウイルスと細菌の違いは?

ウイルスは「生きて」いるのか?

中原さんが生ガキを食べれない理由は?

ワクチンって何?

ワクチンてどうやってつくっている?


などなど、いろんな事を知る事ができました。
しかしなぜ中原さんが、この分野に興味を持っているのか。
一番印象深かった言葉は、中原さん曰く「ウイルスに憧れて」いること。
あんなかわいい顔して、なんておもしろい人なんだ!と、今までよりもウイルスと中原さんの事が好きになりました。

来週10月1日(月)は、帯山西小学校の先生がゲストで参加予定です。




2012年9月21日金曜日

「地方自治研究会」開催しました


岩田です。

本日は、職業としての政治を考えると題して、木村仁先生に講演いただきました。私は、政治のせの字もわからない人間ですが、「信念の政治家と責任の政治家」という言葉には、政治家だけではなく、研究者にも言える事だなぁと、勝手に自分の事に置き換えて考えていました。

木村先生の話はとてもわかりやすく、先生がこれまで取り組まれてきた様々な出来事の話を聞いて、「政治」をとても身近に感じる事が出来ました。

政治の事は勉強不足につき、あまり正しく理解できていないかもしれないですが、特に、コミュニティという今では当たり前すぎて意味などいちいち問われないような言葉が、「近隣社会」「近隣地域社会」などという言葉の陰で、コミセンなどの整備を通じて日本に浸透してきたという話が、とても興味を持ちました。

以上はお話のほんの一部ですが、政治の中で議論されるとても幅広いテーマのそれぞれに、木村先生は信念を持って取り組まれてきたのだと感じました。
貴重な時間でした。

2012年9月19日水曜日

実践的政策立案研修 第9日目ー第10日目


岩田です。

昨日と今日の2日間にわたり、実践的政策立案研修が行われました。
研修もいよいよ終盤です。今回は「政策立案研修」の名の通り、各班が今までの分析を通じて、政策の提言をまとめました。

都市圏における若者の雇用政策、天草における里海の保全政策、水俣における限界集落の政策、、、実際は、まだまとまっていません。
どのチームも、課題や解決方法は出ているのですが、肝心な政策のビジョンを描く事に苦労している感じです。

今回の研修を通じて僕が考えた事は、どのようにしたら、政策のビジョンを共有し提言までもっていくプロセスを、スムーズにすすめることができるのかということでした。
(それが簡単にできれば苦労しないのかもしれませんが…!)

今回に限らず、課題をみつけて即解決案に急ごうとする結果、ビジョンが見えない提案になっているケースは、よく見かけますし、僕自信も、何度も苦い思いをしています。
課題を分析して、ビジョンを描き、それに向けた政策提言する。言うのは簡単ですが、難しい事です。
ただ、ビジョンをいかに上手にプレゼンできるかが、政策を実現する上で重要だと感じます。

来月で最終回になる研修。全部のチームが、納得のいくビジョンを描く事を目指したいです。


☆締切間近☆ H24年度公共政策コンペ

熊本・九州の未来を描いてみませんか?
詳しくは、添付チラシとエントリーシートをご確認ください。
たくさんのご応募お待ちしております!

◎コンペまでの日程
申込締切:10月1日(月)
提案書等の締切:10月12日(金)
発表会日時:11月4日(日)

提出書類等は、政策創造研究部門のニュース&リリースよりダウンロードしてください。