2013年12月16日月曜日

ポジティブディビアンスフォーラム2013を開催しました

 12月14日、15日に熊本大学 黒髪北キャンパス くすのき会館にて「ポジティブ・ディビアンスフォーラム2013」を開催しました。土日にもかかわらず、東京や滋賀など県外からもたくさんの方にご参加いただきました。
 
 政創研客員教授のアービンド・シンハル先生にポジティブ・ディビアンス(PD)についてご講演いただき、様々な手法を使ったワークショップによって、参加者同士でPDの理解を深め、共に学ぶことができました。
 二日目には、荒川区のがん検診受診率向上プロジェクトについて事例紹介いただき、参加者みんなで改善案を提案し合いました。具体的な事例を共有することでPDを見つける手法を皆で深めることができました。
 この二日間で学んだことを忘れないよう、荒川区のように活用して改善し合う機会を創っていければと思います。

2013年12月12日木曜日

ポジティブ・ディビアンス活用ビジネスセミナーを開催しました

12月12日(木)13:00~14:30に熊本ホテルキャッスルで「ポジティブ・ディビアンス活用ビジネスセミナー」を開催しました。
このセミナーは、熊本経済同友会人材育成委員会と政創研の共催ビジネスセミナーです。政創研客員教授のアービンド・シンハル先生をアメリカからお招きしてご講演いただきました。
企業の成功の秘訣を内から見つけ出すためのビジネスにおけるポジティブ・ディビアンス(PD)活用事例を学びました。
売上の伸び悩みに直面する企業が1年後に全部署で目標を達成し、30%以上UPした成功の秘訣。それは、普通と違うやり方でよい結果を出している社内の「隠れた成功者」を発見し、そのやり方を広めることでした。
このような「逸脱」的行動を発見し、普及させるプロセスを意図的に実践することが「ポジティブ・ディビアンス」です。
14日(土)・15日(日)にポジティブ・ディビアンスフォーラムを開催します。シンハル先生の講演とケーススタディグループワークのセットでPDを学ぶ凝縮されたプログラムですので、ぜひご参加ください。

2013年12月5日木曜日

熊本市都市政策研究所との研究交流会

12月5日(木)16時~熊本市都市政策研究所との研究交流会を開催しました。
都市政策研究所は、昨年10月に中長期的なまちづくり調査研究活動と職員の政策形成能力の向上を目的として熊本市役所に設置され、 今年4月から専任研究員も配属されて本格的に研究がスタートされました。
初回の今回は、各研究者の自己紹介を兼ねて研究概要を発表し合いました。
 お互いに興味深い内容ばかりで予定の時間をかなりオーバーして終了しました。今後も研究交流を継続して深めていきたいです。
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2013年12月2日月曜日

12月2日 日中研究協議

12月1日~3日に中国の上海交通大学 国際・公共事務学院 副学院長・教授のPeng Bo先生が来熊され、2日に政創研で研究協議をしました。
上海交通大学 国際・公共事務学院と政創研は、今年7月1日に部局間交流協定を締結し、今後のさらなる交流発展が期待されているところです。
今年5月に開催した「日中国際政策フォーラム」ではPen先生にご講演いただいたので、今回の研究協議では、政創研の教員の研究報告をしました。
来年の5月頃に中国から十数名の研究者をお招きして国際政策フォーラム(仮)を熊大で開催することも具体的になってきました。今後の展開にご期待ください。

2013年11月29日金曜日

満員御礼!第3回 地域づくり交流会

平成25年11月29日(金)、熊本大学 工学部百周年記念館にて第3回 地域づくり交流会を開催しました。会場は、各地で様々な地域づくりに取り組んでいらっしゃる方々で満員となりました。寒い中、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
海士町役場の青山さんの講演は、とても勉強になりました。
「仕組み」として島の観光協会をつくり、自ら事務局長として島を「繁盛」させる取り組みを続けられている青山さん。社会を変える教育をつくる「高校魅力化プロジェクト」の人材育成も短期間で実績が出る素晴らしさです。

第2部の車座ディスカッションでは、各地域の苦労話や持続可能な集落としていくための知恵など参加者同士で学び合える場となりました。
まだまだお伝えしたいことはたくさんありますが、詳しくは報告書でお伝えさせていただきます。







 

2013年11月20日水曜日

第3回 地域づくり交流会を開催します

全国でも高いIターン率やユニークなまちづくりで有名な「海士町」。1年前、このブログでもご紹介した役場の青山さんをお招きして海士町の自立と自律の取り組みを講演いただきます。
また、未来の地域づくりについて、みんなで意見交換しながら地域のチカラを活かした未来のつくり方を学び合う交流会です。
ご参加いただいた他の地域の方々と自由に交流できる「ランチ交流会」もあります。お弁当の注文も受付中。持ち込みもOKです。
皆様の多数のご参加を心よりお待ちしております。

日時 平成25年11月29日(金)10:30~15:00
     (10:00~受付)
場所 熊本大学 工学部百周年記念館

第1部 講演「地域の力で未来をつくる-自立と自律-」
     講師:海士町 交流促進課 課長 青山 富寿生 氏
    各地域の紹介
     ①芦北町大岩地区むらづくり協議会
     ②天草市富津地区振興会
     ③天草市宮地岳営農組合
     ④熊本市若葉・泉ヶ丘校区
     ⑤山都町白糸第一自治振興区
     ⑥熊本市川尻地区

休憩 ランチ交流会(有料)

第2部 車座ディスカッション
     参加者全員による意見交換会
    司会:田中尚人 准教授
    モデレーター:上野眞也 教授
            河村洋子 准教授

2013年11月7日木曜日

平成25年度「熊本大学政創研公共政策コンペ」審査結果

11月2日に公共政策コンペを開催しました。
たくさんのご応募、ご参加ありがとうございました。
どのチームも素晴らしい提案で、審査も難航しました。

【審査結果】
・熊本県知事賞:チーム名 No Border
 テーマ「外国人アンバサダー制度構築と新たな情報発信手法の提案」

・熊本市賞:チーム名 コモリンピック(commolympic)
 テーマ「コモリンピック(commolympic)でつながるWA」

・熊日賞:チーム名 キャプテン中原
 テーマ「『里モン・心のふるさとづくり支援事業』の創設」

・熊本商工会議所賞:チーム名 熊本おもてなし隊
 テーマ「参加型観光で目指す熊本市の観光活性化~『リアル時代劇』と『AR上映』による観光客誘致~」

・熊本大学賞:チーム名 熊政会
 テーマ「快適に利用できる駐輪場へ向けて」

・市民賞:チーム名 クロスポイントに命名せよ!
 テーマ「“人口データ分析から始める”行政職員改革」

2013年10月23日水曜日

公共政策コンペを開催します

政創研主催の公共政策コンペを開催します。
5回目となる今回は、過去最多の16チームにエントリーいただき、14チームに提言書を提出いただきました。
コンペ当日は、熊本や九州の未来に希望を与える政策提言を若者たちが行います。
個性豊かな14チームによるユニークな着眼点の政策プレゼンテーションを聴いてみませんか?

日時 平成25年11月2日(土) 13:00~17:00
場所 熊本大学工学部百周年記念館
審査 口頭およびポスターによるプレゼンテーション

「実践的政策立案講座」が終了!

5月から半年間取り組んできた「実践的政策立案講座」が終了しました。
今年度は「デザイン思考」を活かしたソーシャルイノベーションを政策研究とし、これまでにない手法もとりいれながら進めてきました。
早い段階から政策提言のプロトタイプを作成して、月1回の発表会を経て改善を繰り返し、よりよい提案になるようチームで何度も議論してブラッシュアップを続けました。
研修最終日に上野教授から終了証をお渡しして終了式を実施しました。
研修の成果は、11月2日の公共政策コンペで発表されます。
ぜひ、ご来学ください。

2013年9月6日金曜日

公共政策コンペ エントリー募集中!!

若い方々が斬新な視点から未来を考え、地域課題に挑戦することを応援するため、平成21 年度から政策コンペを実施しています。
これまでの常識を覆すようなユニークな提案、地域で実施した独自の成功事例など、熊本・九州が元気になるような政策提言をあなたもしてみませんか。
優秀な提案には、熊大賞、熊本県賞、熊本市賞、熊日賞、商工会議所賞、市民賞が授与されます。
熊大賞(最優秀賞)を受賞された方には、研究調査費用として旅行券(20万円)の副賞もあります。
この機会にぜひ、未来を創るあなたなりの政策をご提案ください。
エントリー:平成25年9月30日(月)まで

【コンペ開催日時等】
日時:平成25年11月2日(土)13時~17時
場所:熊本大学工学部百周年記念館
審査:口頭・ポスターによるプレゼンテーション
※詳細はwebサイトをご覧ください。

2013年8月2日金曜日

プロトタイプの重要性

政創研の上野教授が講師を務める熊本市役所の職員研修を政創研で開催しました。
政策形成を実践するにあたって必要な知識を4日間で学びます。
1日目の午後は、アイスブレイクも兼ねたワークを実施。
「マシュマロ・チャレンジ」でチームワークやプロトタイプの重要性を実感していただきました。

まずは、やってみて改善する。
早い段階で失敗し、何回も改善と失敗を繰り返す。そしてブラッシュアップされていく。
よりよい「ものづくり」には必要なプロセスです。

地域づくりも同じで、まずはスタートして失敗しながら学んでいく。
みんなで協力し合って改善と失敗を繰り返すことで、よりよい地域が形成されていきます。
その過程で、政創研が少しでもお役に立てればと思います。

2013年7月25日木曜日

政策立案にイノベーションを


政創研では、「デザイン思考」を活かしたソーシャルイノベーションを政策研究として進めています。今年度は、熊本市町村研修協議会と共同で取り組んでいる「実践的政策立案講座」にもその要素を取り入れ、チームで多様な視点を確保しながら、目的を明確化し未来をデザインする研修を展開中です。


2013年6月6日木曜日

2013公共政策コンペについて

2013年11月2日に、第5回「公共政策コンペ」を開催します。
詳細については間もなくご案内できる予定です。
今年も皆さまからのご応募をお待ちしています。

昨年のコンペの様子はコチラ
昨年の提案データもコチラから閲覧できます。


2013年5月16日木曜日

5/10-15 日中国際政策フォーラム

2013年5月10日から15日まで、上海復旦大学・上海交通大学・上海大学の先生方と、熊本にて研究交流会を開催しました。

5月10日(金)来日・歓迎会
5月11日(土)熊本城見学
5月12日(日)阿蘇市見学
5月13日(月)熊本県の表敬訪問・日中国際政策フォーラム開催
5月14日(火)熊本市の表敬訪問・交流会
5月15日(水)帰国

 13日に行われた日中国際政策フォーラムでは、中国が進めてきたコミュニティ政策について、各先生方からコミュニティ問題、自治、文化・生活・メディアと幅広いテーマについて、「今の中国」をお話をいただきました。 
 詳しくは、改めて紹介いたしますが、フォーラムでは12日に訪れた阿蘇市一の宮門前町で進められてきた門前町商店街のまちづくりについて言及されました。草の根からの取り組みが実を結んでいるまちづくりの現場を訪れて、トップダウン型で進められてきた中国におけるコミュニティ政策の課題を解決する上で、参考になる事例だったようです。



2013年4月9日火曜日

ニュースレターを創刊しました。

政創研の活動情報を、ニュースレターとして発信します。

第1号テーマは「ローカルな問題はグローバルな課題」です。
政創研で取り組んだ国際フォーラムについてまとめました。
1.広域的な地域政策の可能性 〜フランス・サンテミリオン地域〜
2.巨大都市のコミュニティマネジメント 〜中国・上海の世博園区〜
3.物語で地域マネジメント 〜コロンビア・ボゴタの物語〜

こちらからダウンロードください。
▶政創研ニュースレターVol.1

平成24年度の活動報告


昨年度も、地域マネジメントという大きなテーマに、多岐にわたる専門分野が連携しながら取り組んできました。困難を感じることもありましたが、1年間、多くの方にお力添えをいただき、成果としてまとめることができました。感謝申し上げます。

取り組みについては、報告書を作成しました。

読みやすく、手に取りやすい形に仕上げています。
郵送でも対応いたしますので、ご連絡ください。
報告書については、下記からダウンロードいただけます。
どうぞご一読ください。


H24年度 産学官共同による共創的地域マネジメント創成事業報告書.pdf

2012.10.7風景デザインサロン「天草﨑津・今富農村と漁村の二人三脚」.pdf

2013.1.24第2回地域づくり交流会「人と人のつながりづくり」.pdf

2013.2.23政策フォーラム「道州制の可能性と限界」.pdf

2013.3.16「広島の雁木と川まちづくりに関するシンポジウム」.pdf




2013年4月1日月曜日